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患者様の声(40代 女性 M.T様/腰痛)
10代の頃から腰痛持ちで悩んでいました。整形外科での治療は、痛み止め、シップ、筋トレ、温めるなどでした。
コルセットもつけていましたが、はずすとまた痛みがひどくなりました。
一生腰痛持ちかもしれないとあきらめていた時、友達にまつむら接骨院を紹介してもらいました。
接骨院での治療は初めてで最初はとても緊張しましたが、先生やスタッフの方々のおかげで続けることができました。
一番おどろいたのは、痛み止めはよくない、シップは意味がない、原因は筋力ではない、冷却をすすめられることでした。
今までの病院での治療とは逆のことばかりでした。
今はメンテナンスにかようくらいで、痛みもなく快適に生活しています。
ありがとうございました。
◼️院長より◼️
沢山こと細かにご記入いただきありがとうございます。感謝致します。
西洋医学(一般的な整形外科等)での腰痛に対する認識は
・腰痛はクセになる。
・腰痛は温めないといけない。
・痛みに対してはシップやロキソニンテープを貼る。
・安静にしておかないといけない。
・コルセットを巻かないといけない。
・筋肉不足が原因。
などだと思いますが、当院が取り入れている学問は常識とされていることと真逆な見解を持っています。
このことこそが多くの改善実績をあげているポイントだと思います。
折角なので、今回は一つずつ簡単に解説していこうと思います。
◉腰痛はクセになる。
→癖になっているのではなく根本治療が出来ていないことが原因。筋肉の炎症だけを取り除いても関節の潤滑(動き)も正常化しなければならない。
◉腰痛は温めないといけない。
→慢性痛は温めると思われがちですが、慢性痛も冷却します。
そもそも炎症して熱を持っているのに(表皮が冷たくても深部に熱があります。)また熱を加える行為はタブー。
温めて楽になるのは、痛みに鈍感になっているだけ。
冷却をして深部の熱を吸い上げてあげることが必要。
◉痛みに対してはシップやロキソニンテープを貼る。
→湿布やロキソニンテープはどちらにも強力な消炎鎮痛剤が含まれ、血行を悪化させる働きがあります。
痛み止めの服用もそうですが、血行を悪化させて組織の修復が遅れ、結果的に慢性痛の原因になってしまいます。
◉安静にしておかないといけない。
→痛みが強い時は安静が必要ですが、歩いても痛くないのであれば(少しの痛みであれば)適度なウォーキングをしましょう。
◉コルセットを巻かないといけない。
→私たちは[慢性コルセット病]と呼んでいます。コルセットを装着することで筋力が落ち、腰を支えられなくなり、疼痛が増強し、またコルセットを装着するという負のスパイラルが起きる。
◉筋肉不足が原因。
→そもそも筋力が無いから腰痛になるというのもでもありません。高齢者はほとんどの方が筋力はないですよね?でも皆さん腰痛というわけでもないです。
逆に筋肉隆々の若者は腰痛がないわけでもないです。
筋肉と腰痛の関係性は薄いです。
この方も30年近く腰痛と共にに生きて来られたため、「腰が痛いのは当たり前、治らないもの、ずっと腰痛と付き合って行かなければ…」という感覚になっておられました。
しかし、治療アプローチを変えることで今までなかった変化がどんどん出てきます。
そのことで「もしかしたら治るかも?」と希望が持て治療やリハビリを頑張られたんだと思います。
またメンテナンスにお越しください。